BY-V4

トランスミッター（TX）は、音声を無線信号に変換し、レシーバーに送信するデバイスです。内蔵マイク（統合マイクとも呼ばれます）が音声を拾います。レシーバー（RX）は、トランスミッターから送信された無線信号を受信するデバイスです。RXは無線信号をデジタル信号に変換し、接続されたデバイス（スマートフォン、カメラ、ノートパソコンなど）で処理できるようにします。

送信機は通常「TX」と表示され、マグネット式のクリップが付いているので、身に着けたり簡単に取り付けられます。受信機は通常「RX」と表示され、携帯電話、タブレット、カメラ、またはノートパソコンに接続して録音します。

BY-V4のレシーバーには、USB-C、Lightning、3.5mm TRSの3つのバージョンがあります。レシーバーを対応するデバイスに接続するだけで、すぐに使用できます。追加のアダプターは必要ありません。USB-C：ほとんどのAndroidデバイス、iPhone 15、Huaweiデバイスに対応。Lightning：iPhone 8以降からiPhone 14までのモデルに対応。（LightningコネクタはMFi認証済みです。）3.5mm：カメラやビデオカメラで使用できます。（USBポートを搭載したノートパソコンで使用するには、USB-A - USB-Cアダプターが必要です。）

BY-V4は3.5mmアダプターを介してのみカメラに接続できます。カメラで使用する場合は、適切なバージョンをご購入ください。DJI Action 2、Action 3、Action 4、DJI Pocket 3でも使用できます。

1チャンネルとは、受信機と送信機がそれぞれ1台ずつ搭載されたワイヤレスマイクシステムのことで、ソロでのVlog、ポッドキャスト、その他1人だけのコンテンツ制作に適しています。2チャンネル（デュアルチャンネル）とは、システムに送信機が2台と受信機が1台搭載されているシステムです。受信機は両方の送信機からの信号を同時に受信できるため、インタビュー、ライブストリーミング、ショートビデオ制作、その他2人が出演するコンテンツ制作に適しています。3チャンネルとは、その名の通り、受信機が3台の送信機からの信号を同時に受信・処理できるシステムです。複数人でのインタビュー、Vlog、会議などに適しています。4チャンネルとは、送信機4台と受信機1台を搭載したシステムです。ステージパフォーマンス、楽器演奏、ロードショー、複数人でのインタビューなどに適しています。

はい。必要に応じて、送信機と受信機をソロチャンネル、デュアルチャンネル、3チャンネル、4チャンネルにグループ化できます。

1. 送信機と受信機は工場でペアリング済みです。2. ペアリングが切断されている場合は、以下の手順に従って再接続してください。a. 送信機の電源がオフになっている状態で、電源ボタンを5秒間押してペアリングを有効にします。青色のライトが高速点滅を開始したら、指を離します。b. パッケージに付属のピンをペアリングホールに挿入し、1回押します。青色のライトが点滅を開始したら、ペアリングが進行中です。c. ペアリングは10秒で完了し、その後、送信機と受信機の両方の青色のライトが常時点灯になります。

録音中は、マイクに直接話しかけないでください。マイクが音割れする可能性があります。マイクは胸のあたり、口から15cmほど離して固定することをお勧めします。大きな声で話す方は、送信機を襟の少し下の方に固定してください。通常の音量で話す場合は、送信機を口に少し近づけて固定しても構いません。

送信機は6時間です。充電ケースは送信機にさらに2サイクル分の電力を供給できるため、システムのバッテリー駆動時間は合計で最大18時間になります。

1. 送信機側面のNRボタンを押して、ノイズキャンセルを有効/無効にします。2. ノイズキャンセルが有効な場合、左側のインジケータライトが緑色に点灯します。3. ノイズキャンセルにより、背景ノイズを低減できます。

いいえ。スイッチを左に切り替えると、接続された機器のスピーカーがオンになり、受信機を取り外すことなく録音を聞くことができます。※スイッチのオン/オフを切り替えると、受信機は再起動し、送信機との再接続を行います。これは故障ではありません。

信号対雑音比（SNR）とは、信号とノイズの比です。数値が大きいほど、録音品質は向上します。ノイズとは、機器間で電流が流れる際に発生する不要な音のことです。BY-V4は80dBのSNRを誇り、プロ仕様とされています。ノイズは人間の耳には届かないほど低い音量であるため、システムで録音される音は純粋なものです。

サンプルレートとは、マイクが1秒間に音源をサンプリングする回数を指します。BY-V4は48kHzのサンプルレートを備えており、1秒間に48万回音源をサンプリングすることで、細部まで鮮明で自然な音を捉えます。

BY-V4 の SPL は 120 dB で、叫び声、警笛、高強度の音源をクリッピングや歪みなく処理できます。